Teck社、火災によりTrail亜鉛工場の一部を停止

Teck社

カナダの鉱業大手Teck Resourcesは、9月24日にブリティッシュコロンビア州のTrail Operations複合施設内の電解亜鉛工場の4つのセクションのうち1つを、局地的な火災の影響で一時的に停止しました。同社によると、他の3つのセクションでの亜鉛生産は継続されており、鉛や他の特殊金属および副産物の生産も通常通り行われています。

Teck社は、第2四半期にTrail Operationsでの精製亜鉛の生産が、計画外のメンテナンスと亜鉛品質の問題により4.5%減少し、64,900トンに落ち込んだと発表しました。同社は今年の精製亜鉛生産量のガイダンスを275,000~290,000トンと維持しています。

生産目標維持に向けたTeck社の対応

Trail Operations施設は世界最大級の亜鉛および鉛の製錬施設の一つです。今回の火災による一部停止にもかかわらず、同社は今年の生産目標を達成できると見込んでおり、さらなる予期しない障害がなければ計画通りの生産が可能としています。

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