グローバル・ウラン、180万豪ドルの資金調達を発表

Uranium

オーストラリア上場企業のグローバル・ウラン・アンド・エンリッチメントは、180万豪ドルの資金調達を実施すると発表しました。この資金は、補完的資産の調査やデューデリジェンスの実施、新規採掘権の取得、年間プロジェクトの支払い、そして一般運転資金の補填に充てられる予定です。

現在、同社は成長戦略に合致する資産の買収を視野に入れた協議を進めており、探査および資金提供を目的とした共同事業（ジョイントベンチャー）の可能性についても検討を行っています。今回の資金調達では、約2,900万株の新規普通株式が1株あたり0.062豪ドルで発行される予定で、調達額はコスト控除前で180万豪ドルとなります。

グローバル・ウランのマネージングディレクター、アンドレ・フェリエ氏は次のように述べています。 「新たに参加いただいた投資家の皆様を歓迎するとともに、既存株主の皆様が継続的にグローバル・ウランを支持し信頼していただいていることに感謝申し上げます。」

世界的に原子力エネルギーが復活の兆しを見せる中、グローバル・ウランは米国とカナダの有望なウラン産地で高品位のウラン資産を積極的に開発しています。同社はさらに、オーストラリアのウラン濃縮技術を有する企業「ユバリオン」において基盤的なポジションを確立しています。