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サフラン、2025年のLEAPエンジン納入増を予測
フランスの航空宇宙大手サフランは、2025年のLEAPエンジン納入台数が前年比15~20%増加し、1,649~1,727台に達すると予測しました。この成長は、エアバスA320neoやボーイング737 MAXの需要回復が主な要因です。特に、ボーイング737 MAXにはLEAPエンジンが独占搭載されており、エアバスA320neo市場ではプラット&ホイットニーとの激しい競争の中でもシェアを拡大しています。
成長の一方で残る課題
一方、サフランは2025年の民間航空機アフターマーケット部門の収益成長が鈍化すると予測しています。スペアパーツやサービスの需要が2024年の高成長を上回ることは難しく、サプライチェーンの問題も完全に解消されていないためです。とはいえ、ナローボディジェットの需要増加やエンジン技術への積極的な投資が、業界全体の回復基調を後押ししており、同社は慎重ながらも楽観的な見方を示しています。
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