ドイツ産業団会、スクラップリサイクル業界の課題を提言

廃棄物管理会社連盟

BDSVとVDM、次期連邦政府に向けた政策提言書を発表

ドイツ鉄鋼リサイクル・廃棄物管理会社連盟(BDSV)とドイツ金属貿易・リサイクル協会(VDM)は、次期連邦政府(2025〜2029年)に向けた政策提言書を発表しました。この文書は、EUWID Recyclingの報告によるものです。

提言書は、資源保全や気候保護、並びにドイツ産業の競争力を保つために金属リサイクル業界が果たす重要な役割を強調しており、新たな立法期に優先すべき政策課題を提示しています。

サプライチェーン全体を見る純正な視点が求められるとして、BDSVとVDMはこれまでの資源政策が主に生産者や製鉄所に重点を置いてきた為、認定廃棄物管理会社を循環経済の重要な押し主として評価する必要性を訴えています。特に、リサイクル業界が提供する高質な二次原料の貢献が十分に認識されていない点に言及しました。

さらに、鋼材や金属といった二次原料の自由貿易が業界の競争力や供給の安全性に不可欠であるとし、許可譲渡等を含めた規制の対義を主張。また、国際的な原材パートナーシップの推進やEUレベルで規制障壁を解決する実践的な提言の必要性を指摘しています。

これに加え、ドイツの高い電力価格が鉄鋼業界の競争力を脆弱化させ、加工済みの鉄鋼や金属の需要に影響を与えているとして、国家課賦金や電力税の沖削、再生可能エネルギー源の達成を促進する策を提案しています。また、背景として必要な助成メカニズムの構築も推奨しています。

いっぽう、認可手続きの早期化やEU・連邦・州レベルでの官僚主義的障壁の減少が求められており、原材供給と有害物質の処理との実際的な並置をも訴えました。スクラップ資料の鉄道資源促進の必要性も追加で指摘しています。

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