Eurofer、フラット鋼輸入枠を50%削減要求

Flat Steel Bar

欧州鉄鋼協会(Eurofer)は、EU内のフラット炭素鋼輸入枠を50%削減することで、国内供給と輸入の「健全な」バランスを創出すべきだと提案しました。この提案は、欧州委員会のセーフガード見直し手続きの一環として提出されたものです。

Euroferは1月10日に意見書を提出しましたが、その内容が一般公開されたのは本日で、輸入業者からは不満の声が上がっています。フィードバックの最終期限は1月13日でしたが、流通業者協会Eurometalが期限延長を要請し、週末を含むわずか3日間の延長が認められました。

Euroferは、中国製品について、ダンピング関税が適用されている場合でも個別の輸入枠を設けるべきだと提案。また、中国製品が他国で加工された場合も同じ枠に含め、ダンピング関税を適用するよう求めています。

過剰供給への懸念

現在の輸入水準により、総計875万トンの過剰供給が生じており、その内訳は熱延コイル(HRC)が400万トン、冷延コイル(CRC)が120万トン、溶融亜鉛メッキ鋼板(HDG)が280万トンであるとEuroferは指摘しています。

また、現在の25%の関税率では不十分であり、平均34%に引き上げるべきだと主張しています。さらに、新四半期の初日には比例配分の関税を適用しない方針を支持。HRCの他国割当枠に適用される15%の上限をCRCやHDGにも適用し、CRCには10%の上限を設定すべきだと述べています。HRCに関しては、他国の上限を15%から7%に引き下げるべきと提案しています。

未使用輸入枠の繰越しについても、廃止するか、少なくとも上限を設けるべきとし、セーフガードの最終年度における輸入枠の自由化は認められるべきではないと強調しました。

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