Macmahon、インドネシアのAwak Mas金プロジェクトで2億8700万ドルの契約を締結

Awak Mas Gold Project

Macmahonは、インドネシアのAwak Mas金プロジェクトにおいて、Masmindo Dwi Area(MDA)から4億6300万豪ドル(2億8700万ドル)相当の採掘サービス契約を獲得しました。

この契約はIndika Energyの子会社であるMDAとの間で締結されました。

契約期間は7年間で、さらに5年間延長するオプションが含まれています。契約内容には、掘削、積み込み、運搬、鉱山開発を含む露天掘り採掘作業が含まれています。

初期投資と運営計画

2025年上半期に運営が開始される予定で、初期の採掘設備はMacmahonの既存の設備から配備されます。

最初の4年間で1,700万豪ドル(1,053万ドル)の成長資本が主要な採掘設備の調達に投資されます。この金額は、同社の年間成長資本目標である3,000万豪ドル(1,900万ドル)に一致しています。

Macmahonは、2025会計年度(FY25)の資本支出予算である2億3,000万豪ドル、成長資本3,000万豪ドルを含む予算が変更されないことを確認しました。また、FY25の純負債や基礎収益指針(1億6,000万豪ドルから1億7,000万豪ドル)にも影響はありません。

CEOのコメントとプロジェクトの展望

MacmahonのCEO兼マネージングディレクターであるMichael Finnegan氏は次のように述べています。「インドネシアのAwak Mas金プロジェクトの採掘請負業者に選ばれたことを大変嬉しく思います。このプロジェクトは、当社が既に築いている関係性を活かす素晴らしい機会を提供してくれます。

このプロジェクトは、当社の確保済みの作業量に貢献するものであり、既存の設備と可変リースを活用した低資本解決策を交渉できたことを喜ばしく思います。

最後に、この12か月間、PT MDAと緊密に協力して強固な関係を築いてきたMacmahonチームに感謝します。この関係をさらに強化していけると確信しています。」

Awak Mas金プロジェクトは、南スラウェシ州ルウ県に位置し、総面積14,390ヘクタールに及びます。このプロジェクトは、低コストで長期間運営可能な金鉱山とされ、初期の11年間で年間約10万オンスの金を生産する見込みです。

2018年10月に完了した確定的実現可能性調査(DFS)では、1億4,600万ドルの初期資本支出、税引後正味現在価値(NPV)1億5,200万ドル、税引後内部収益率(IRR)20.3%が示されました。また、プロジェクトの税引後回収期間は約4年と見積もられています。

昨年7月、Macmahonはオーストラリア・クイーンズランド州におけるAnglo AmericanのDawson Southプロジェクトで、3年間の採掘サービス契約(3億9,000万豪ドル相当)を獲得しました。

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