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ノルウェーのNel ASA傘下のNel Hydrogen USは、米国の新たな製鉄所向けに、コンテナ型PEM電解槽2基の購入注文を受注したと発表した。契約額は約700万ドルで、各2.5MWのMC500電解槽が水素を生成し、製鉄プロセスに活用される。
発注企業の名称は明らかにされていないが、同社は米国内で最大手の製鉄メーカーの一つであり、すでに他の2拠点でNelのPEM電解槽を使用している。
Nelの最高商務責任者（CCO）であるトッド・カートライト氏は、「既存顧客からの受注は、当社の電解槽の性能に満足していただいている証しです」と述べた。また、「当社のコンテナ型PEM電解槽は、屋外設置や運用が容易な信頼性の高いターンキーソリューションとして、小規模な導入案件の需要が高まっています」との見解を示した。
今回の注文は確定案件であり、PEM MC500電解槽2基は、コネチカット州ウォーリングフォードのNelの製造施設で生産される予定だ。
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