上海先物取引所、ニッケル先物市場を強化—HUAYOUgxとCNGRを新規登録

CNGR

上海先物取引所(SHFE)は12月20日、ニッケル先物市場の流動性向上を目的に、新たに2つのニッケルブランド「HUAYOUgx」と「CNGR」を登録承認した。これにより、中国ブランドの国際的な影響力が高まると予想されている。


ニッケルギフト市場に新しい追加

HUAYOUgxは中国の大型バッテリー材料メーカーである華宇が広西チワン族自治区玉林市の子会社で生産するブランドで、年間登録生産能力は3万t。子会社で生産され、登録生産能力は年間2万5,000トンとなっている。

2024年にはSHFEが合計4ブランドを新たに承認し、合計12万1,000トンの登録生産能力を追加。これにより、同取引所でニッケル取引の流動性向上が期待され、投資家と業界関係者により魅力的な市場になる見通しだ。

国際承認と将来の見通し

HUAYOUgxとCNGRはSHFEの承認を得ただけでなく、ロンドン金属取引所(LME)の「ファストトラックシステム(迅速承認制度)」を通じて今年初めにLMEでも認められた。加速し、取引拡大を促進する。

さらに、LMEは現在、中国のニッケルメーカー「ギルウン(Jien)」で登録申請(11月25日提出)を審査中だ。 Jienブランドが承認されると、LMEの中国およびアジア地域6,600トン、17万6,600トンに達することができる。

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