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コークス |
国内供給逼迫と旺盛な需要が要因
2025年初頭、中国の石油コークス(ペットコーク)輸入量と価格がともに上昇した。1月と2月の輸入量は前年同期比で増加し、国内供給の逼迫と下流産業の旺盛な需要が続いている。これにより、港湾在庫が減少し、短期的には輸入依存度が高まっている。
1~2月の輸入動向
中国税関データによると、2025年1月のペットコーク輸入量は121.42万トンで、前月比23.53%増、前年同月比3.33%増となった。推定輸入価格は1トン当たり150.87ドルで、前月比10.25%増、前年同月比3.02%増だった。2月の輸入量は117.99万トンで、前月比2.82%減だが、前年同月比3.24%増となった。推定輸入価格は152.47ドル/トンで、前月比1.06%増、前年同月比8.35%減だった。2025年1~2月の累計輸入量は約239.41万トンで、前年同期比3.28%増加した。
主要供給国と市場見通し
2025年の中国のペットコーク主要供給国は、米国(82.37万トン、34%)、ロシア(34.45万トン、14%)、ベネズエラ(17.89万トン、7%)、サウジアラビア(15.96万トン、7%)だった。
国内供給の減少により、中国市場は短期的に輸入依存を強める見通しだ。一方、海外市場のペットコーク価格は依然として高水準にあり、中国国内の買い手は慎重ながらも安定的に輸入を続けている。今後も供給が逼迫し、輸入量は高止まりする可能性が高い。
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