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粗鋼 |
中国・日本・米国が大幅減、アフリカは7.6%増加
世界鉄鋼協会(World Steel Association)の最新データによると、2025年2月の世界粗鋼生産量は前年同月比3.4%減の1億4,470万トンとなった。
中国、米国、日本で大幅減
- 中国 – 78.9百万トン(前年比3.3%減)
- 日本 – 6.4百万トン(前年比8.5%減)
- 米国 – 6.0百万トン(前年比7.0%減)
中国は不動産市場の低迷が国内需要を圧迫。一方、自動車・インフラ関連は好調で、価格への影響は限定的。日本は輸出不振と経済低迷が影響し、鉄鋼連盟会長は「米国の追加関税で50年ぶりの低生産になる恐れ」と警告。
ドイツ・イラン・ロシアも苦戦
- ドイツ – 2.7百万トン(前年比13.5%減)
- イラン – 1.7百万トン(前年比21.8%減)
- ロシア – 5.8百万トン(前年比3.4%減)
イランは輸出低迷とエネルギー不足が打撃。ドイツはEU経済の低迷が影響した。
インド・ブラジル・韓国は増加
- インド – 12.7百万トン(前年比6.3%増)
- ブラジル – 0.9%増(1-2月累計)
- 韓国 – 0.7%増(2月単月)
アフリカは7.6%増加、地域別では中東が最大減
- アフリカ – 1.9百万トン(前年比7.6%増)
- 中東 – 11.5%減(イランの影響大)
- 北米 – 6.3%減(米国主導)
- 南米 – 3.2%減(ブラジルは微増)
- アジア・オセアニア – 2.6%減(中国、日本の影響)
インドと韓国を除き、主要国の生産は減少傾向。特に米国と日本の関税問題が今後の生産動向に影響を与えそうだ。
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STEEL