ニューヨークの鉄鋼企業が土地を取得、ペンシルベニア州ジェサップで製造拠点を開設

Steel Supply Company

産業用鉄鋼製品の製造・供給拠点として活用

米国ペンシルベニア州のグレーター・スクラントン商工会議所は、同会議所のビジネス開発子会社である**スクラントン・インダストリアル・ビルディング・カンパニー(SLIBCO)**を通じ、スチール・サプライ・カンパニー(Steel Supply Company Inc.)へ2.67エーカーの土地を売却したと発表した。売却額は公表されていない。

スチール・サプライ・カンパニーは、この土地を活用し、ペンシルベニア州ジェサップで産業用鉄鋼製品の製造および供給を行う予定だ。同社のバーバラ・オベイド社長は「この新施設は、製造・加工・新製品開発の大きな機会を提供してくれる。施設の充実、輸送網へのアクセス、人材の確保といった面で、非常に優れた立地だ」と述べている。


地域経済への貢献と製造業の成長

SLIBCOが手掛けるバレー・ビュー・ビジネスパーク(Valley View Business Park)は、2003年に開発され、2007年に拡張された1,300エーカー規模の開発プロジェクトの一部だ。今回の土地売却により、地域経済に3百万ドルの貢献が見込まれ、新たに10名の雇用が創出される予定である。

商工会議所のビジネス開発担当者であるAJ・シマホスキー氏は、「スチール・サプライ・カンパニーの進出は、ラッカワナ郡の雇用創出に貢献し、当商工会議所が成長を目指す製造業の発展に寄与する。我々は引き続き、先端製造業、食品・飲料、テクノロジー、エネルギー、ライフサイエンスといったターゲット産業の成長を支援していく」とコメントした。

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