シラー社、IRA税額控除1億6500万ドル獲得 活性アノード材工場拡大へ

シラー社

オーストラリアのグラファイト生産企業であるシラーリソースは、米国インフレ抑制法(IRA)に基づき、活性アノード材(AAM)工場の潜在的な拡張に対して1億6500万ドルの税額控除を獲得しました。


米国IRA税額控除の詳細

シラーリソースの完全子会社であるシラーテクノロジーズは、米国IRA第48C条の適格先進エネルギープロジェクト税額控除プログラムに基づき、米国内国歳入庁(IRS)から税額控除を獲得しました。この税額控除は、ルイジアナ州にある年間11,250トン生産能力のヴィダリアAAM施設の潜在的な生産能力拡張を年間45,000トンに引き上げることを支援します。


ヴィダリア施設の役割

ヴィダリア施設は、モザンビークにあるシラー社のバラーマグラファイト事業から産出される天然グラファイトを処理します。この施設は、電気自動車(EV)バッテリーの重要な材料である活性アノード材の生産において重要な役割を果たしています。



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