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SAIL |
1,200エーカーの新規開発で年産900万トン体制へ
インド国営鉄鋼メーカーSteel Authority of India Limited(SAIL)は、ルールケラ製鉄所(RSP)の生産能力を倍増以上に拡大 する大規模投資計画を発表した。投資額は3,000億インドルピー(約5.5B USD) に達し、2030年までに年間900万トン(MTPA) への増強を目指す。
新設備導入と生産能力向上
拡張プロジェクトは、工場南東部の1,200エーカー に及ぶグリーンフィールド開発として実施され、新たに原料処理設備、コークス炉、焼結設備、薄板連続鋳造・直接圧延ライン、冷延工場、シリコン工場、物流施設 などが建設される。また、新たな高炉と製鋼工場 も導入される予定だ。
RSP単独での生産量は、SAILの2030年目標(3,500万トン)の約4分の1 を占める見通しで、防衛、石油・ガス、自動車産業 などの需要拡大にも対応する。
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STEEL