Surge、ネバダ・ノース・リチウム・プロジェクトの探査計画でBLMの承認取得

Surge Battery Metals

許可面積が大幅拡大、探査活動の本格化へ

Surge Battery Metals Inc.(TSXV: NILI, OTC: NILIF, FRA: DJ5C)は、米国土地管理局(BLM)よりネバダ・ノース・リチウム・プロジェクト(NNLP)の探査計画(Exploration Plan of Operations, EPoO)の承認を取得したことを発表した。BLMは、探査計画に関する「決定記録(Record of Decision, ROD)」と「重大な影響なし(Finding of No Significant Impact, FONSI)」を公表し、環境上の懸念がないことを確認した。


許可範囲の拡大と探査活動の詳細

今回のEPoO承認により、探査活動における地表攪乱面積の上限は従来の5エーカーから250エーカーへと大幅に拡大された。これにより、新たな道路や掘削地点の建設が可能となる。主な探査活動には以下が含まれる。

  • 鉱物探査、資源補間掘削、阻害掘削
  • 大口径掘削プログラムや試験採掘による冶金特性評価
  • 地下水試験・モニタリング井戸の設置、探査用水供給井戸の設置、地表水観測装置の導入
  • 地盤調査、地球物理学的調査の拡大、浸透試験


環境保護とリクレメーション(原状回復)

Surgeは環境保護対策の実施を重視しており、探査活動による環境影響を最小限に抑えることを目指す。また、探査活動の進行に伴い、不要となった攪乱区域については可能な限り速やかに原状回復を行う計画であり、適切な保証金を供託することで最終的なリクレメーションの確実な実施を保証する。


CEOのコメントと今後の展望

Surgeの最高経営責任者(CEO)兼取締役であるグレッグ・レイマー氏は、

「今回のBLMの決定を大変嬉しく思います。この決定に至るまでの数か月間のBLMの尽力に感謝いたします。我々は2025年の春夏探査計画を策定しており、これからの掘削シーズンを楽しみにしています。また、2025年第4四半期には鉱物資源量推定の更新を予定しています。」

と述べた。

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