米国鉄鋼生産の最新動向:西部地域が成長を牽引

AISI

AISI最新データと地域別生産動向

米国鉄鋼協会(AISI)が発表した最新の週間データによると、2025年3月29日までの週における米国の国内粗鋼生産量は169.7万ショートトン(NT)となり、前年同週比で約0.10%の増加となった。
この週の国内工場の操業率は76.2%であり、前年同週の76.4%と比較するとやや低下した。前週(3月22日終了週)の粗鋼生産量は165.4万NTで、操業率は74.3%であり、今週の生産量は前週比で2.6%増加している。
最も多くの生産量を記録したのは南部地域で、75.9万NTを生産した。その他の地域別の生産量は以下の通り。
  • 五大湖地域:50.8万NT
  • 北東部:12.6万NT
  • 中西部:23.1万NT
  • 西部:7.3万NT

年初来生産量と米国鉄鋼市場の展望

2025年3月29日時点での年初来累計生産量は2,086.8万NTであり、操業率は74.5%となっている。これは前年同期(2,114.3万NT、操業率75.8%)と比較すると、1.3%の減少を示している。米国鉄鋼業界は依然として安定した生産を維持しているが、操業率は若干の低下が見られる。特に西部地域の生産増加が注目される一方で、全体としては前年同期比で微減となっている。今後の需要動向や政策の影響が市場にどのように作用するかが引き続き注目される。


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