KGHM |
銅税減税が投資拡大の追い風に
ポーランドの大手鉱業企業KGHMは、今後数年間で投資を拡大する計画を発表した。これは、ポーランドの財務大臣アンドレイ・ドマンスキ氏が、2026年からの銅生産税の引き下げを検討していることを受けたものだ。同社のアンドレイ・シドゥウォ社長は、銅価格の安定や税制改革の進展など、投資拡大に適した経済環境が整っていると述べた。
銅生産の成長と欧州市場での存在感
銅税の削減は、KGHMの事業拡大を大きく後押しする可能性がある。2024年の同社の銅生産量は72万9,700トンとなり、前年比2.6%の増加を記録した。KGHMはEU域内の鉱山産銅の約半分を生産しており、欧州の金属産業において重要な役割を果たしている。
モリブデン生産の動向
KGHMは銅に加え、鉄鋼の添加材として不可欠なモリブデンも生産している。しかし、同社のモリブデン生産量は前年比5.6%減の240万ポンドに落ち込んだ。それでも、銅事業の好調が今後の投資拡大の基盤となる見通しだ。
銅税減税と投資拡大で成長加速へ
ポーランド政府の税制改革が進めば、KGHMは投資活動をさらに加速させることができる。欧州の鉱業・金属産業の中核企業として、今後も成長が期待される。
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