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Metal Supermarkets |
技術職の人材不足解消を目指す取り組み
金属専門小売チェーンのMetal Supermarketsは、米国およびカナダの学生を対象とした年間奨学金制度を今年も実施する。2025年の学期に向け、各受賞者に2,500ドルの支援金が提供される。
同社は北米全体で熟練技術職の人材不足が深刻化していることを受け、若年層の認知度向上を目的に奨学金制度を設立。米国溶接協会(AWS)の調査によると、2029年までに32万500人の新たな溶接技術者が必要とされる見込みだ。同様にカナダ政府の報告書でも、2028年までに22万2,000人以上の新規見習い技術者が求められている。
Metal Supermarketsが独自に実施した調査では、高校生の62%以上が専門学校の選択肢について十分な情報を持っていないことが判明している。
社会貢献としての奨学金制度
Metal Supermarketsの社長兼CEOであるスティーブン・ショーバー氏は、「技術教育への投資は地域社会の未来への投資です。熟練技術者の需要は依然として非常に高く、当社は若者がこの重要で収益性の高いキャリアを追求できるよう支援を続けます」と述べた。
過去3年間で、Metal Supermarketsは12人の学生に奨学金を提供。受賞者は、金属加工業界をはじめとする様々な分野でキャリアをスタートさせている。2022年の奨学金受賞者であるモーガン・ロビンソン氏(オハイオ州ミドルタウン出身)は、ホバート溶接技術研究所で学び、現在はシンシナティのTEAM Industrial Solutionsにて航空宇宙業界向けの超音波検査を担当している。
「Metal Supermarketsの奨学金があったおかげで学業を修了でき、専門技術者としてのキャリアを実現できました」とロビンソン氏は感謝の意を示した。
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STEEL