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ビクトリア州がVHMに採掘ライセンスを付与、2026年第4四半期に初生産見込み
VHMは、主力であるGoschenレアアース・鉱砂プロジェクトにおいて、ビクトリア州政府の資源局（Resources Victoria）から正式に採掘ライセンスを取得しました。このライセンスにより、同社は鉱物探査と鉱山設備の建設を進め、ビクトリア州の「重要鉱物ロードマップ」に沿ってプロジェクトを加速させます。
最終投資決定（FID）に向けた重要なマイルストーン
環境影響評価書（EES）と採掘ライセンスの両方が承認されたことで、Goschenプロジェクトは2026年第4四半期の初生産に向けて順調に進んでいます。
VHMのCEO、ロン・ダグラス氏は次のように述べました。
「Goschenプロジェクトの採掘ライセンス承認は、VHMにとって重要な進展であり、FIDに向けたプロジェクトのリスク軽減にも繋がります。この承認は、株主および潜在的な資金提供者にとっても極めて重要な節目です。」
今後VHMは、残る各種承認の取得に加え、オフテイク契約や資金調達契約の最終化を目指します。
デュアル収益モデルと高品位鉱床
VHMは既にGoschen地域の土地を100%取得済みであり、浅堀り型の露天掘り鉱山と従来型の処理フローシートを構築予定です。これにより、レアアースと重鉱物の2つの収益源を得る体制を整えます。特筆すべきはGoschen鉱床の特性で、軽希土類（ネオジム、プラセオジム）に加え、重希土類（ジスプロシウム、テルビウム）も含む希少な鉱床です。また、ジルコンやチタンといった高価値な鉱砂も豊富に含まれています。
現在、VHMは独立した技術・環境・社会面でのデューデリジェンス審査を進めており、これにより資金調達の裏付けを強化します。適切なオフテイク先およびファイナンスパートナーの確保が、最終投資決定、建設開始、操業開始へと繋がっていきます。
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MINING
