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Macro Metals |
オーストラリア証券取引所上場のマクロ・メタルズ(Macro Metals、ASX: M4M)は、西オーストラリア州のExtension(エクステンション)鉄鉱石プロジェクトにおいて、探鉱および鉱山サイト整備に関わる技術サービス契約を獲得した。
今回の契約は、2019年に旧プロジェクト保有者が確立した推定1,129万トンの鉄鉱石資源に関する冶金試験の検証業務を含む。マクロは同契約を通じ、現地での掘削・発破、採鉱、積込・運搬作業を、戦略的パートナーであるRE:GROUPと共同で実施する。
マクロはさらに、建設・保有・運営(BOO)モデルに基づき、選鉱・破砕工程を単独で実施する予定だ。
プロジェクトは非上場企業Project Rustyが所有しており、RE:GROUPが主契約業者として全体の開発・操業業務を担う。ユタ・ポイントバルク荷扱い施設への出荷に向けた体制構築も任されている。
マクロは現在、ピルバラ港湾局と年間150万~200万トンの輸出枠確保に向けた協議を進行中。技術サービス提供を通じてプロジェクト承認および開発を迅速化し、直ちにキャッシュフローを生み出す見込みだと、会長のトルガ・クモヴァ氏はコメントしている。
また、マネージングディレクターのサイモン・ラシュトン氏は、「この契約により収益と利益率が確保され、マクロの契約受注基盤がさらに強化される」と述べた。
マクロ・メタルズは、鉄鉱石とマンガン鉱を中心とした探鉱・開発およびマイニングサービスを提供する企業である。
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MINING